二日目の夜は夕食会もあった。Nikと恋人のKateがやって来た。ウォーリアーズがプレイオフで健闘しているそうで、試合が見たいとか見たくないとか言ってました。レストランでもいいし家で料理してもいいし、とのことで後者を選択したわれわれは近所（家のすぐ裏）のスーパーマーケットへ行きましたが、この状況でワンタンと焼きそばにしよう、と判断できたのは良かったと思う。のんちゃんは慣れない外国のキッチンで、会ったこともないアメリカ人二人を相手に（ほとんど）一人で夕食を作り上げるという偉業を成し遂げた。白人で金髪のかれらは余裕たっぷりだった。Nikはいつもそう。紳士だしまったく文句の付けようのない振る舞いなんだが、上に立っている。敬意は払いつつ階級差を主張している。そこがオークランドの悪ガキとちがう。僕とNikの関係はお互いいいライバルだと思ってるから。（かれは七才も下だけど）なにを競っているのか知らないけど、一緒に過ごしていて本当におもしろいから。お土産に〈Tea Sox〉三色を渡しておきました。日本製の履き心地を楽しんで。また四人でジャイアンツの試合を観に行くことになったから。かれが球場のチケットを持ってるというから、そこはお世話になっちゃうんだけど。うれしい展開。
