英語を喋る

ヨーロッパ旅行へ発つTedさんと恋人のMayaさんが立ち寄ってくれた。彼らが旅行中のお留守番をぼくらがしていて、このやり方はいいです。世界中でこうなってると、いつもの家が誰かにとって嬉しい場所になるということか。だから民泊が流行っているんだ。体験してみないと分からなかった。かれらにギフトの靴下を渡す時にのんちゃんは「彼のアイディアですよ」と言っていた。四人で近くにある、鹿のいる丘を散策しながら男二人と女二人に分かれて歩いたけど、彼女が会話していてよかった。Nikの夕食会の日は黙ってしまうことがあったから。それでも慣れれば話せる。言語の奥行きはいくらでもあるが、挨拶くらいは慣れれば話せる。友人は勿論、BARTの車内でもスーパーでも皆が話している。全然見たことないような多種の人たちが掛け合うから、それがドキドキしておもしろい。「ふうん、あなたはそんな英語を話すのか」って。最小限しか話せないなりに居ていいよ、みたいな世界観も好きだし、やはり教養だから「よし、もっと話せるようになろう」と思い直す。それで家でも二人で英語にしてみたりしたけど、違う言葉を話してると、いつもと違う人と居るような気がすることがあった。

小風景