誤配された郵便物のごときわれ立ち去る機会を失いかける
沖ななも
今夜もいちおうお風呂に入り、身辺を整えてから手近にある、俳句あるいは短歌の本をぺらぺらめくってみたが、やはりこの人の短歌がよく見えるようです。いたたまれない時の歌。わかりますね。身近にいる人が沖ななもさんみたいな詩をせっせと作ってくれたら、それらを並べて眺めるのは楽しいだろうと思う。このくらいの湯加減で「なるほど、そういう時ってある…」と思わせてくれる作品を作って欲しいのだ。ここに投稿してもらえばいいのかな(笑)といってもそれぞれが「それぞれの思う短歌」を送り始めると収拾がつかなくなるから、いちおう「こんなお湯加減の詩はいいものだ」という、おたがいに分かり合える物差しを作っておきたい。その一つのロールモデルとして、ななもさんみたいに詠んでもらえたら、言うことなし、という感じ。