ブリさんの箱が届いた。ブリさんの箱というと、なんか氷の中に生きのいいブリが入っている木の箱を思い浮かべるけど、魚は入っていない。ブリさんという家具屋さんが作っている、パイン材の長方形の箱で、先日の〈三日間の店〉で買いました。
ちょうどレコードが入るほどの幅で、一メートルくらいの長さがあり、仕切りがあるから何を入れてもよい。蓋がついていて留め金を掛けることもできる。なんて、「箱」の説明をするのもおかしいですが、箱っておもしろい。されど、箱というか。
物が入れられるし、重ねられるし、家具の卵みたいな。こんな箱でも作っている人を知っていて、手渡しされるように買うとうるおいますね。うちはキッチンの下が空いていたので、パックの豆乳や胡麻油、缶詰など入れてみたらぴったりでした。
いいな、ブリさんの箱。あと二つくらい家に置けるな。あの箱なら縦にも横にも置けるし。だけど、僕は知っているんだけど、ブリさんの箱を手に入れるには、ブリさんにメールするしかない。今時そんな買い方あるんだ、って思うけど、それしかない。
ブリさんにお手紙を書こう。
