うれしい日

きのうの朝の文章でなにか少しこつを掴んだ気がしたので、それをだいじに包んで運搬しながらプールに行き、心療内科へ行ってから薬をもらい(薬局はけっこう混んでいた)さらに妻と待ち合わせて銀座の靴店へ向かい(そのあいだもずっと運搬しながら)サイズを合わせて、色を決めて、毛足の長いルームシューズを買ってもらった。

黒いルームシューズにした。とても温かいので、二階に上がって仕事を始めるのが楽になるだろう、と思う。目が覚めて、その「こつ」みたいなものも連れて階段を上がれたらいい、と思う。なにしろ微妙な感じみたいなものなので、説明がしづらいし簡単に消えちゃいそうなんだけど、一言でいうなら、写真との距離感みたいなもの。

それが、きのうの朝は上手くできたような気がした。うれしいんだけど、だいじにしておかないと飛んでいきそうな気がする。その点で、この風景でいったら左の子が「こつ」で、右の子が僕のような関係性。つまり、地べたに座りこんで仲良くしていたと思ったら、もう走り出しそうなのです。ちょうど今こんな感じ。肩にはふれてる感じ。

小風景