どうもこの、文章の二日か三日のずれというのに追いつけず、そのうち一日二、三本書けばいいだろう、と思いながらちっともそうならないという、日々更新を謳っておいてだらしねえ感じですが、かといって見方を替えてみれば半年近くのあいだ、二日か三日分を休んだだけで残りは何かしら書いているという、これってけっこうえらくないですか。自分から読み直す気にはあまりならないけれど、それでもたまに読み返してみると、時々いい日があるような気がする。日課として書いているからこその作為のなさみたいなものが、技巧に走ったもの、拵えものとはちがった、記録のように淡白なようでいて何処かと繋がっているみたいな、いいお味がでている日もあったような気がする。今日は午前中から丸の内の書店でなんとなく気になる本のページをめくって回っていたのですが、何という本だったのかはおぼえていないけど、家に戻って机に向かってみて思い出したのは上のキャッチコピーでした。