ふんどしも

ふんどしも
白うなりけり
衣がえ

子規

衣替えして、ふんどしが白くなりました。とのことで、そんなこと報告されても困る感がありますが、爽やかだし、うれしそうだし、勢いがあっていい。ふんどしも黄ばんでくるのかなあ。あと、ふんどしを着けていたことがおどろき。この国の男子は、いつからパンツになったんだろう。碧梧桐も漱石もふんどしだったのかなあ。これからも折々に見ていきたい言葉ですね。衣替えというか、靴下や下着、靴なんかをあたらしく卸すのっていいものだし、生きていく上でやるべきことだと思う。それもしょっちゅう替えていたら楽しくないし、長く着けているものを惜しんで機会を逸するのもいけてない。質素倹約もすばらしいけどタイミングってあると思うから。だから、やっぱり少しばかりの決断が要るから、日用品をうまく替えられたときって、この句みたいにハリがでてくるのかもしれない。みなさんも迷ったらこれを思い出して前へ進もう。

ハロー風景 お茶

小風景