冬の泥

家のはなしはさておき、今日は昼下がりからぐずぐずと昼寝をしてしまいました。ぐずぐずというより深く落ちるような眠りだったかもしれない。でも、一時間半くらいしか経っていなかった。

なにか違うところにいるようで、なにも変わっていない。

そういえばいつだったか、玄関の前でおばさんが立ち止まって、「どうも、ここによく遊びに来てたのよ」と話しかけてきた。前の住人のご夫婦と仲よくされていたらしい。お二人とも亡くなったそうだけど、「中はきれいになっているんでしょ?」と言っていた。

東向島珈琲店へ行こうと思っていたけれど眠いし寒いしでごろごろしていて、ようやく文章を一つ書いたら暗くなっていて、あきらめることにした。それでも晩ごはんの買い物ついでにケーキ屋さんへ行くことになった。ここのところ〈シャンティ・オ・フレーズ〉な気分です。

あとで紅茶をいれてもらおうと思っている。オイルヒーターを二つ点けて湯沸かし器をつかうとブレーカーがたまに落ちる。お風呂から上がったら小袋から肌着をだしてすぐに眠る…あしたも足湯して昼寝しよう。

小風景