ギフト

きのうは二〇一七年の最後の最後で素晴らしいギフトを受け取ったような日だった。それについてすっかり書き終えていたんだけど、公開する前に妻に聞いてみたら、「今は書いたらいけないと思う」とのこと。しばらく考えてみたけど、その通りだった。

それで書くことがなくなってしまい、夜が明けて朝に至る。とても悲しいし、つまらないと思う。書くのに時間がかかったことじゃなく、みなさまに「ギフト」のことが書けないのがつまらない。僕はここでは、友人よりも近い近さで語りたいのだ。

妻は「書いたら迷惑がかかる人」をおもんぱかっている。僕の友人より近い友人よりも、そちらの方に重きを置くというわけだ。それでいいと思うし、かわいいけど、書くということが分かっていない。彼女は、僕がなぜ怒っているか分からないだろう。

こんなときに華麗に挿し替えるコンテンツとして、Netflixのテラスハウスがあると思うけど、今週も僕から申し上げることはとくになさそう。でもやっぱり、ふと映る秋の森の陰影、冷たい空気感がいいですよね。人よりも家や自然を見ている感じ。

小風景