続・おなかの休日

あさからお茶とトマトジュース、納豆と豆のスープしか口にしていなくて、昨日の夜あの後じゃがいものスープを飲んだんだけど、今日もおなかの休日にします。あとで、いちごのショートケーキを一口食べるかもしれない。そのくらいのものです。

すべりこみでポチッとしておいた、太郎くんの緑の帽子が届きました。祝日らしい気分といえば気分。これって、被りがとても浅い。なにかの職人になった気分がすごくする帽子だけど、なんの職人かは分かりません。でも人間、なにかの職人でいたいよ。

買い物は愉しい。新年に人と会ったり、パーティーもあったと思うから、ギフトも少し買っておきたい。〈アポテーケ・フレグランス〉では、グラスジャーキャンドルの品切れが多いですね。日本人よりも、中国や台湾の人がこの製品を好むそう。

今のラインナップなら…ぼくなら、〈White Tea〉と〈Green Tea〉を一つずつでしょうか。知ったこっちゃない!と思うと思いますが、ぼくはこうしてオンライン・ショッピング(について空想するの)が好きでね…。暇さえあればチェックしているのです。

妻が予約してくれた中村好文氏の『住宅読本』を、さっき図書館から取ってきたので眺めています。それで思ったんだけど、靴下のやすろうくんとあやのさんの部屋って、イームズの家に似ていますね。南洋の仮面とか。なるほど、こういうエキゾチズム…。

今、福島県の集落に中村氏設計のおもしろい家が売りにでているのですが、そこにある洗濯物の昇降機のアイディアが、シェーカー教徒の食堂とつながっている、というのがよかった。あと、「居心地」という章が好きなので、少し引用します。またあした。

ガストン・バシュラールは『空間の詩学』という本に「屋根裏部屋は夢想を育み、夢見る人をかくまう」と書きましたが、私としては、家のなかには、自分の夢をはぐくむ場所、一人で心おきなく夢想に耽ることのできるとっておきの空間やほの暗い片隅をぜひとも持ちたいものだと思っています。
中村好文『住宅読本』

小風景