一月三日

けさも二時間くらい眠ってからまた起きだして〈お茶〉に取り掛かったのですが、ちょっとアプローチをまちがえたというか、これは使えないと思う。ノーミスでいきたかったけど、まあいいよね。早めに失敗しておいて良かった、ということにしよう。手探りな感じ。基本的には玲奈さんの絵を一目見て「お茶」という言葉を思い浮かべつつ即興で書いていく、というもの。今のところ二本しかないけど、なかなかいいんじゃないかと思った。二〇本くらいあったら楽しい〈ハロー風景〉になるかもしれません。今回、俳句ないです。もう十分俳句から得られるものは得たと思うし、そもそも散文の方が自分らしいからそちらに集中しようと思う。しばらく〈お茶〉の進捗がメインになるかもしれない。なんでこんなことやってるんだ、と思わなくもないけど、やっぱり玲奈さんの絵を紹介したいのと、僕の文章と合わせるとなかなかいい本が出来上がるかもしれないなあ、という予感だけですね…。あと逃げようとするとなぜか周りが逃げ道を塞いでくる(笑)。それを云ったらここもそうで、写真はだしてもいいから早く毎日書いてほしい、と阿部さんが口を酸っぱくして仕向けてくれたのです。「早く小風景やろう」というテーマだけで二回か三回くらい飲み会があった気がする…。感謝しかないですね…。ここもやってるし〈お茶〉もやってるしいろいろあるしで、書かなくちゃいけないものが多い。それで朝から晩までずっと家にいるしで、よくわからない大人っぽさが僕にも匂ってきたなと感じる。何をしてるのかわからない人。でも、これを読んでいる皆様は半分くらいそんな感じなんだろうな…。お勤めの方はあしたから仕事始めと妹の夫から聞いていますので、(皮肉ではなく)お互いがんばりましょう。

小風景