Housing 4

妻がパジャマで仕事しているので(アポテーケフレグランスのオンラインストアの調整)ぼくは時間をかけて掃除することにした。床やカーペットに掃除機をかけ、ダイソーで買ってきた棒とワイパーでごしごしした。また月曜日だから、外へ出て通りに並べておいたごみ箱を共用スペースに戻した。(気掛かりなこととして、隣の中国人の奥様がうちの緑のごみ箱を勘違いしたのか自分の家へ戻しちゃったんだけど、これは取り替え可能なのかな、細かいけど心配)そのあいだ、庭師の人たちが来てなにも言わずに大きな音を立てて芝と庭木を刈っていった。ところで家電について書くと、Tedの家の掃除機はとても大きい。日本では見たことないタイプのダイソン製で、ぼくがいつも使っているマキタのスティック型と比べたらとてつもない。たとえるなら〈禁断の惑星〉にでてくる不気味なロボットみたい。こんな取り回しずらいものを家で使うのか、と最初は戸惑ったけど、慣れたら使いやすいかもしれない。「自分らしいふだん遣いの道具」なんて言いますが人間思ったよりすぐ慣れるようです。そこにあるものでちゃんとやっていける。とか、逞しさアピールしてみたけど、緑のごみ箱の一件がほんと気になる。あと二つ、通りに残っていて、どちらかがもう一軒のお隣の家のだと思うけど、一つはビニールテープで印が付けてあるからこれ動かしたら怒られるかなあ。どっちが中国の人のごみ箱だったんだ。別のお隣はウォーリアーズの試合が始まると拍手と歓声が上がる、テンションの高いお家なので、揉め事になりたくないよ。でも、ごみ箱戻したいよ。

小風景