Albany

たまには外食してみようとニューアメリカン料理の〈Rivoli〉というお店を予約してAlbanyまで自転車を漕いでいってきた。そのあたりはいつものモールとはちがった趣きで、家庭的な香辛料の店やヨーグルトの店、おもちゃ屋さんなどが軒を連ねていた。とても平和な感じでした。料理店は薄暗く、ガラス越しに茂ったカリフォルニアの植物を眺める趣向だった。中央のテーブルでは誕生日パーティーをしていた。隣の席には三〇才くらいでまずまず順風満帆といった白人の男性がご両親を相手に仕事の詳細や同級生の近況について話しているようだった。ぼくはメニューを見てもぴんと来ないずぼらな子なので妻が選びだしたのだけど、前菜の牡蠣やタルタルステーキ、アーティチョークのスープ、蟹肉のケーキなどどれもおいしかった。チップも含めて二万円くらいだったけど、たまにはいいでしょう。(これまで三週間多くがスーパーマーケットと自炊だからね)帰りもぼくらの乗ってきた自転車が同じところにあったので、それで引き返す途中で映画館もみつけた。街の小さい映画館いってみたいな。ところでごみ箱の件、戻ってみたら緑の一つがわが家の所定の位置に置いてあった。思うに中国人の奥様が察して運んでくれたのかもしれない。お気遣いに感謝、といいたいところだが、なぜか芝を刈っていった庭師さんがそのごみ箱だけに枝や葉っぱのくずをパンッパンに押し込んでいったので、いくら大きなごみ箱でもうちのごみを捨てる隙間がないのでした。

小風景