人にいちいち

人にいちいち言ふべきことにもあらざれど屋根の上高く星の輝く

安立スハル

きょうはなんか短歌。沖ななもか安立スハルがいいなあ。この人たちの系譜、連なる歌人たちも追っていきたいんだけど、中々「さあ短歌でも学んでみよう」ってことにならないなあ。「いつでもできるしあとに取っておこう」ってなる。いちおう読んでみようと思っている本や歌集には目星をつけてある。ところで少し前に思ったんだけど、「屋根の上高く星の輝く」って、僕は当たり前のことだと思っていて、そう信じているんだけど、もしかしたらそれってけっこう、得難いことなのかもしれない。そう信じてるってだけで、いい線いってるのかもしれない。なんか訳もなく見上げたら星が輝いてると思っていて、「もっと上へいこう」とか「いいことがありそうだ」って、大体思ってる。ほんとにこの歌の通りで、人にいちいち言うことじゃないけど、僕の屋根の上には、星が輝いている。週四くらいで。

@hellofukei

小風景